病気から防ぐためには

胡蝶蘭胡蝶蘭を病気から守るためには、育て方や環境に気をつけましょう。難しく考える必要はなく、胡蝶蘭が苦手なもの、育てる上で良くないことをしっかり覚えておけば問題ありません。例えば、風通しの良くない場所だと湿度が高くなってカビやダニが繁殖する可能性があるので避けてください。水のあげすぎでも、湿気が抜けきらずに根腐れを起こす可能性があります。特に、胡蝶蘭を育て慣れていない人は水のあげすぎによる根腐れ、病気を引き起こすことが少なくありません。

基本的に、胡蝶蘭を毎日観察しておけば些細な変化にも気づけるようになります。観察日記とまでは言いませんが、胡蝶蘭の様子を箇条書きでも軽くメモしておいた方が異変に気づきやすくなります。異変を感じたら、すぐに原因を調べて迅速な対処をすれば、病気を悪化させることはありません。

胡蝶蘭を初めて育てる人は、必ずと言っていいほど病気の経験をします。初心者には難しい植物なので、仕方ない部分もありますが、予備知識として対処法を調べておくといざという時に慌てずにすみます。胡蝶蘭がかかる病気は、早期処置で対処可能なものも多いので胡蝶蘭を長く楽しむためにも、異変にすぐ気づけるようにしておきましょう。

害虫が原因の病気とは

胡蝶蘭が病気になるのは、細菌やウイルスだけではありません。害虫による病気も多く、その中でもっとも多いのが葉ダニやカイガラムシによる被害です。カイガラムシは発生してしまうと、完全に駆除するのは難しい害虫です。害虫と言っても、虫が目に見えるわけではありません。特に、カイガラムシは花びらに茶色のシミがついていたら、注意してください。駆除方法として、古くなったハブラシや綿棒でこすり落としてください。カイガラムシに効果のある殺虫剤もあるので、それも併用して使いましょう。カイガラムシは他の株にも移りやすいため、発生を確認したら他の植物から離す必要があります。

葉葉ダニが発生した胡蝶蘭の葉には、ツヤがなくなり弱弱しさを感じさせます。葉の裏側には白い斑点やかすり傷のようなものが見られます。そのまま放置すると、葉がよじれる場合もあります。葉ダニは梅雨明けから増殖するため、夏場の高温や乾燥した環境で育てる場合は被害が広がらないように殺ダニ剤を使用しましょう。

害虫による病気は、意外と判断しやすいのが特徴です。紹介したような症状が見られた場合、すぐに適切な処置を行って、被害を最小限にしてください。放置しすぎると、胡蝶蘭自体がダメになる場合もあるので注意してください。