害虫が原因の病気とは

胡蝶蘭が病気になるのは、細菌やウイルスだけではありません。害虫による病気も多く、その中でもっとも多いのが葉ダニやカイガラムシによる被害です。カイガラムシは発生してしまうと、完全に駆除するのは難しい害虫です。害虫と言っても、虫が目に見えるわけではありません。特に、カイガラムシは花びらに茶色のシミがついていたら、注意してください。駆除方法として、古くなったハブラシや綿棒でこすり落としてください。カイガラムシに効果のある殺虫剤もあるので、それも併用して使いましょう。カイガラムシは他の株にも移りやすいため、発生を確認したら他の植物から離す必要があります。

葉葉ダニが発生した胡蝶蘭の葉には、ツヤがなくなり弱弱しさを感じさせます。葉の裏側には白い斑点やかすり傷のようなものが見られます。そのまま放置すると、葉がよじれる場合もあります。葉ダニは梅雨明けから増殖するため、夏場の高温や乾燥した環境で育てる場合は被害が広がらないように殺ダニ剤を使用しましょう。

害虫による病気は、意外と判断しやすいのが特徴です。紹介したような症状が見られた場合、すぐに適切な処置を行って、被害を最小限にしてください。放置しすぎると、胡蝶蘭自体がダメになる場合もあるので注意してください。